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| キク（寒菊）の花。このように、花柄のない花が集まって作る集合体のことを頭花（とうか）、または頭状花序（とうじょうかじょ）と呼ぶ。ひとつひとつの花を見ると、キク科植物の花が「合弁花」であることがよく分かる |
キク科植物において「ひとつの花のように見える部分」は、じつはたくさんの花の集合体。それぞれの花は基本的には筒状で、５枚に分かれた花弁を持っています（ただし変形していることが多く、ちょっと見ると花全体が１枚の花弁にしか見えない場合もあります）。
ガーベラ、デージー、あるいはセイタカアワダチソウなど、身近なキク科植物の花をルーペで観察すると、「だまし絵」の中に隠されたような「本当の花の姿」を見ることができます。