草木図譜 シマオオタニワタリ
(アスプレニウム・ニドゥス)


シマオオタニワタリの園芸品種‘エメラルドウエーブ’(登録品種名は‘エメラルド’)。1枚ずつ切り離された状態の切り葉として、花屋さんに出回る。葉が波打ち、先端部が螺旋形にねじれることが多く、葉のねじれは右巻き・左巻きの両方がある。螺旋形の葉を持つクロトンなどと同様、葉の左右で生長の速度が異なるために、このような形態になるのだろう
シマオオタニワタリ‘フィンブリアツム’
葉の縁に切れ込みが入る園芸品種
Asplenium nidus 'Fimbriatum'
鋭意制作中

シマオオタニワタリ(島大谷渡り) アスプレニウム・ニドゥス アスプレニウム・ニダス
学 名 
Asplenium nidus L. (異名 Neottopteris nidus J. Sm.)
分 類 チャセンシダ科アスプレニウム属
原 産 熱帯〜亜熱帯地方に広く分布(日本には種子島以南、小笠原諸島に分布)
タイプ 多年草(シダ植物)
栽 培 園芸品種の‘アビス’がよく栽培される。水はけのよい土に植え、半日陰で栽培する。耐寒性が強く、最低気温が0℃以下にならなければ越冬できるようだ(5℃程度を保ったほうが安全)
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