草木図譜 ガジュマル


↑上の写真のように仕立てられたものはニンジンガジュマルなどとも呼ばれるが、もちろん普通のガジュマルとまったく同じ種(しゅ)。肥大した根元は本来は地下に埋まっていた部分で、出荷の段階で地上に出るように植え付けられる
↑フイリガジュマル(斑入りがじゅまる)
上の写真は普通のガジュマルの根に接ぎ木されたもの
↑センカクガジュマル。尖閣諸島に自生する匍匐性(ほふくせい)のガジュマルだというが、ガジュマルの園芸品種という位置付けのようだ。普通のガジュマルと比べて葉は小さく、かなり肉厚。コンパクトでバランスがよく、人気を呼びそうな雰囲気
Ficus microcarpa 'Senkaku'
鋭意制作中

ガジュマル(がじゅまる) 別名/ガジュマロ(がじゅまろ) 流通名/タコウノキ(多幸の木 多幸の樹) ニンジンガジュマル(人参がじゅまる)
学 名 Ficus microcarpa L. f. (異名/Ficus nitida auct. non Thunb. Ficus retusa auct. non L.)
分 類 クワ科フィクス(イチジク)属
原 産 アジア、オーストラリアの熱帯〜亜熱帯(日本では種子島、屋久島、琉球諸島)
タイプ 
常緑樹
栽 培 寒さにやや強く、栽培しやすい。最低越冬温度0℃くらい? やや日陰にも耐えるが、春〜秋には屋外の日なたで栽培するとよい(日陰にあったものに急に直射日光を当てると、葉が日焼けを起こすので注意)。生長が早いので、樹形を維持したい場合は細かく剪定する。挿し木は気温の高い時期に行い、数枚の葉を付けた枝を赤玉土などに挿す。肥料は春〜秋に
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