草木図譜 アイビー(ヘデラ・へリックス)


‘イエローリップル’
Hedera helix 'Yellow Ripple'
‘イングリッシュワイルド’ イギリスの自生品から選抜された園芸品種のようだ
Hedera helix 'English Wild'

整ったハート型の葉を付ける‘サーク’
Hedera helix 'Sark'
上の2点、いずれも‘シャムロック’。「シャムロック」というのは、シロツメクサなど三つに分かれた葉を持つ植物の総称なので、下の写真の方がそのイメージに近いかもしれない
Hedera helix 'Shamrock'

‘ストリクタ’ 直立する園芸品種は、ほかにも‘エレクタ’‘コンゲスタ’‘ラッセリアーナ’などがある
Hedera helix 'Stricta'
‘バシファー’ 葉が外側に反り返り、わしづかみした時の手のような形になる。葉が赤いのは低温などの影響で色付いたもので、この園芸品種の特徴というわけではない
Hedera helix 'Bacifer'
‘ピーターパン’
Hedera helix 'Peter Pan'

‘ピュアレディー’ 新しい葉が鮮やかなライム色になる。日本で作り出された園芸品種で、‘シャムロック’の枝変わり。品種登録出願時の名前は‘ライムスター’
Hedera helix 'Pure Lady'
日本の古典園芸植物といった趣の‘ヘッジホッグ’。‘ヘッジホッグ’とはハリネズミ(またはアメリカヤマアラシ)のこと
Hedera helix 'Hedgehog'
非常に華やかな‘ミダスタッチ’
Hedera helix 'Midas Touch'
‘ミントコリブリ’
「コリブリ」というのは「ハチドリ」という意味のドイツ語
Hedera helix 'Mint Kolibri'
‘ララ ルーク’(‘ララ ロッホ’)
大きめの葉を付ける園芸品種。ララ・ルーク(Lalla Rookh)というのは、トマス・ムーア(1779-1852)の同名の物語詩に登場するインドの王女の名前。ムーアはアイルランドの詩人で、『夏の最後のバラ(庭の千草)』を含む『アイルランド歌曲集』の作詞者としても有名
Hedera helix 'Lalla Rookh'
「騎士十字章」という意味の‘リッタークロイツ’
Hedera helix 'Ritterkreuz'
これもハート型の葉を付ける園芸品種で、‘238th Street’という面白い名前を持つ。ニューヨークの238番街に生えていたものだという
Hedera helix '238th Street'

以下、アイリッシュアイビー
Hedera helix var. hibernica
アイリッシュアイビー‘ベティ アレン’
Hedera helix
var. hibernica 'Betty Allen'
アイリッシュアイビー‘マキュラータ’
Hedera helix var. hibernica 'Maculata'
鋭意制作中

アイビー(ivy) ヘデラ・ヘリックス ヘデラ セイヨウキヅタ(西洋木蔦) イングリッシュアイビー(=Hedera helix) アイリッシュアイビー(=Hedera helix var. hibernica
*参照→キヅタ ヘデラ・ネパレンシス
学 名 Hedera helix L.
     Hedera helix var. hibernica (アイリッシュアイビー)
分 類 ウコギ科ヘデラ(キヅタ)属
原 産 ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア、カナリア諸島
タイプ 常緑樹(蔓性)
栽 培 水はけのよい土に植え、半日陰で栽培する。高温多湿をやや嫌うので、夏は通風よく、できるだけ涼しい場所で栽培する。植え替えは高温期を避けた方がよい。3〜4月、9〜10月に挿し木すれば、非常に簡単に殖やすことができる。耐陰性、耐寒性が強く、丈夫。年間を通じて、できるだけ屋外で栽培するとよい
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