草木図譜 サクラソウ


サクラソウ‘シロトンボ(白蜻蛉)’
原種の花はピンク色で、花弁の先端に切れ込みが入り、一見サクラの花に似る。江戸時代から品種改良が行われ、現在300ほどの園芸品種が栽培されているという。園芸品種の花色は赤・紫・ピンク・白など。花弁の形と花型は多彩。写真の‘シロトンボ’の花色は表が白で裏が淡いピンク〜紫の「酔白」で、花弁は切れ込みが入る「かがり弁」、平らに開く「平咲き」
サクラソウ‘ユキグルマ(雪車)’
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サクラソウ(桜草) ニホンサクラソウ(日本桜草) *「サクラソウ」というのは本来、日本産のこの植物のみを指す名称なので、ニホンサクラソウと呼ぶのは適切ではない(アメリカ原産のハナミズキを「アメリカハナミズキ」と呼ぶのが適切ではないのと同様)。しかしほかのプリムラ(サクラソウ)属の植物と区別するために、そのように呼ばれることもある
学 名 Primula sieboldii E. Morr.
分 類 サクラソウ科サクラソウ属
原 産 中国・朝鮮半島・日本(北海道・本州・九州)
タイプ 多年草
栽 培 水はけのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培する(夏は半日陰)。高温と乾燥に弱く、水切れさせないように注意。開花は4〜5月。生育期間中に根が土の表面に出ることがあり、その場合は土を足す(増し土)。植え替えは冬(厳冬期を避ける)。株分けで殖やす
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