草木図譜 オキナワスズメウリ


行灯仕立てで栽培したもの。遅い時期に種をまいたため、11月になっても果実は緑色のまま(2007.11.11日撮影)
このような状態の蔓が花屋さんで販売される(沖縄では切り花用にハウス栽培も行われている)。カラスウリ(カラスウリ属)やスズメウリ(スズメウリ属)とは別属の植物。果実は球形に近い卵形で、長径2.5cm前後。果実と根に毒がある
オキナワスズメウリの雌花。写真の花の直径は15mm前後。雌雄同株でひとつの株に雌花と雄花を付ける。2007年はやや遅い時期に種子をまいたため開花結実が遅くなった(写真は10月21日撮影。撮影時にすでに多数結実している)
打ち出の小槌か蚊の頭といった形状の種子(1目盛りは1o)
鋭意制作中

オキナワスズメウリ(沖縄雀瓜)
学 名 
Bryonopsis laciniosa
分 類 ウリ科オキナワスズメウリ属
原 産 アメリカ大陸以外の世界中の熱帯と亜熱帯に広く分布(日本では南西諸島に自生)
タイプ 一年草(蔓性)
栽 培 春〜初夏に種子をまき、水はけのよい土・日当たりのよい場所で栽培する。関東でも露地栽培はもちろん、「行灯仕立て」の鉢栽培で簡単に開花・結実させることができる
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