草木図譜 タンゲマル


↑タンゲマル。花の香りは交配種よりもよく、芳香と表現できそうだ
↑‘モモバナタンゲマル(桃花短毛丸)’と呼ばれるもののようで、タンゲマルと別種(エキノプシス属の別種、もしくはロビビア属?)との交配種と言われる。原種のタンゲマル同様夜咲きの一日花で、この花は2007年6月6日19時くらいから咲き始めた。写真の花の直径12cm・花の付け根から柱頭の先端までの長さ20cmほど。花には強いにおいがある
Echinopsis eyriesii
(hybrid)
↑「世界の図」(タンゲマルの斑入り品)として入手したものだが、花がピンクなので斑入りモモバナタンゲマルと呼ぶべきものだろう。上にモモバナタンゲマルとして掲載した株は、この斑入り品から挿し木で増やしたもの(斑が消えたもの)。2009年6月6日、19時くらいから開花
Echinopsis eyriesii (hybrid)
↑‘キバナタンゲマル(黄花短毛丸)’
花の直径8cm・花の付け根から柱頭の先端までの長さ13cmほど。この花は午前0時くらいから咲き始めた。花にはやはりナフタリンを思わせるような強いにおいがある(2007.06.20撮影)
Echinopsis eyriesii (hybrid)
鋭意制作中

タンゲマル(短毛丸)
*参照→エキノプシス・スブデヌダタ
学 名 
Echinopsis eyriesii (Turp.) Zucc.
分 類 サボテン科エキノプシス属
原 産 南アメリカ
タイプ 多肉植物(サボテン)
栽 培 赤玉土や軽石砂、桐生砂などを適当に混ぜた用土を用いる(ほかのサボテンと比べて根が強いので、腐葉土や堆肥を混ぜてもよい)。植え替えの際は古い土をすべて落とし、傷んだ根などを切る。根の切り口から腐敗するのを防ぐためすぐには植え付けず、数日〜1週間、日陰で乾燥させてから植え付け、植え付け後さらに1週間後くらいから水やりを再開する。一年中、日当たりのよい場所に置く。非常に丈夫で耐寒性が強く、関東地方以南の場所では屋外でも越冬するほど。関東地方の我が家でも一年中ベランダに置いている。冬は水やりを控えめに。子株をたくさん付けるので、親株からはずして挿し木をすると簡単に殖やすことができる
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