草木図譜 エピフィルム・フィランツス


ミニドラゴンフルーツの名称で販売されている園芸品種。ドラゴンフルーツの矮性品種ではなく、別属の植物。品種登録出願済みで、出願時の品種名称は‘ミニドラフル’。草丈数10cmほどで、曲がりくねったり、写真のように螺旋形にねじれて生長する。花の写真は2007.07.01に撮影。夜咲きの一日花で香りがある。写真の花の長さ(子房の付け根から花被片の先端まで)は17.5cmほど。写真の果実の長径は4cmほど。自家受粉し、1個体だけで食用になる果実を収穫できる
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エピフィルム・フィランツス
学 名 
Epiphyllum phyllanthus
分 類 サボテン科エピフィルム属
原 産 熱帯アメリカ
タイプ 多年草(サボテン)
栽 培 水はけのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培する(真夏は半日陰)。用土は赤玉土、鹿沼土、桐生砂などを適当に混ぜたものを用いるとよい。夏は土を乾かしすぎないようにし、追肥(液体肥料など)を行う。植え替えは5〜6月、植え替え直後は水を与えず、4〜5日後から水遣りをする。挿し木は5〜7月(8、9月も可)。切り口を1週間くらい乾燥させてから挿す(品種登録された園芸品種に関しては、営利目的での増殖は禁じられている)。冬季、最低気温が8℃以下になる場合は、水遣りを控えめにして越冬させる。最低越冬温度は5℃前後
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