草木図譜 ヒロケレウス・ウンダツス(ドラゴンフルーツ)


果物として販売されているドラゴンフルーツの種子をまいて育てたもの。サボテンも双子葉植物の一員である証拠に、根元には双葉が残っている。ドラゴンフルーツとして販売されるものには果肉が白いものと赤いものがあるが、前者が写真のヒロケレウス・ウンダツスに当たる。ミニドラゴンフルーツと呼ばれるものは別属の植物。写真の苗の高さ(双葉より上の部分)は約47mm、茎は4稜(2007.06.17播種・同年10.24撮影)。とりあえず実生苗の写真だけ
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ヒロケレウス・ウンダツス ドラゴンフルーツ 園芸名/ビャクレンカク(白蓮閣)
学 名 Hylocereus undatus (Haw.) Britt. et Rose
分 類 サボテン科ヒロケレウス属
原 産 不明(熱帯アメリカ)
タイプ 多年草(サボテン)
栽 培 水はけのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培する(真夏は半日陰)。用土は赤玉土、鹿沼土、桐生砂などを適当に混ぜたものを用いるとよい。夏は土を乾かしすぎないようにし、追肥(液体肥料など)を行う。植え替えは5〜6月、植え替え直後は水を与えず、4〜5日後から水遣りをする。挿し木は5〜7月(8、9月も可)。切り口を1週間くらい乾燥させてから挿す。冬季、気温が低い場所では水やりを控えめにして越冬させる。普通は挿し木で増やす。果実から種子を採取してまく場合、果肉ごとガーゼなどに包み、こするようにして果肉を落とす。種子だけにして乾燥させ、5〜6月くらいにまくとよい。芝の目土や細かい砂などの有機質を含まない用土にやや密にまき、種子が見え隠れする程度に土を掛け、鉢底から静かに吸水させる。発芽までは乾燥させないように注意(ラップなどで覆っておくとよい)。発芽後は少しずつ強い光に当てて、直射日光の当たらない明るい場所で栽培する。高温期には用土を極度に乾燥させないように管理、植物体が触れ合うくらいになったら植え替えを行う(小さい苗のうちは、植え替えの際に根を乾燥させないように)。高温期に薄い液体肥料を与えるとよく育つ
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