草木図譜 ナガバジャノヒゲ


ジャノヒゲとよく似るが、以下のような違いがある。ジャノヒゲは匐枝(ふくし)を出して子株を付けるが、ナガバジャノヒゲは出さない。ジャノヒゲの葉は長さ10〜20p、幅2〜4mm。ナガバジャノヒゲの葉は長さ20〜40p、幅1.5〜2.5p
果実のように見えるが、これは種子。直径10mmほどで瑠璃色(るりいろ)というか、深い青色に熟す。上はラピスラズリの球とナガバジャノヒゲの種子を並べて写した写真だが、どちらがどちらかお分かりになるだろうか(もちろん左がラピスラズリ)
鋭意制作中

ナガバジャノヒゲ(長葉蛇の鬚)
*参照→
オオバジャノヒゲ →ジャノヒゲ →スノードラゴン
学 名 
Ophiopogon ohwii Okuyama (異名/Ophiopogon japonicus var. umbrosus Maxim.)
分 類 ユリ科ジャノヒゲ属
原 産 中国・朝鮮半島・日本(関東地方以西)
タイプ 常緑多年草
栽 培 ジャノヒゲの園芸品種と違ってあまり栽培されないと思うが、いちおう。日なたでも日陰でもよく育つが、やや日陰地が最適。乾燥にも強いが、水切れさせない方が葉をきれいに保てる。露地植えにして放任しておけばよく殖えるので、数年ごとに株分けを行う
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