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| オノエヤナギの園芸品種、‘セッカヤナギ（石化柳）’。別名‘ジャリュウヤナギ（蛇竜柳）’。茎が帯化（たいか）する。茎の一部が枯れ込んで生長が止まり、ほかはそのまま生長するため、写真のように曲がりくねることが多い。いけばな花材として切り枝が花屋さんに出回る Salix sachalinensis ‘Sekka’ |
オノエヤナギ（尾上柳）
学 名 Salix sachalinensis Fr. Schmidt
分 類 ヤナギ科ヤナギ属
原 産 日本（北海道・本州奈良県以北・四国）からシベリア東部にかけて
タイプ 落葉高木
栽 培 ‘セッカヤナギ’が栽培される。水はけ・水もちのよい土に植え、日当りのよい場所で栽培する。水切れに注意。挿し木は非常に簡単で、切り枝を挿しておけばよく活着するが、長年にわたる栽培は意外と難しい。さび病が発生しやすいため、葉が展開してから梅雨明けまで、定期的に殺菌剤を散布するとよい。十分な肥料など、条件が整わないとなかなか帯化した枝を出さないようだ