草木図譜 テマリカタヒバ
(フッカツソウ)


からからに乾いたフッカツソウに水を与えると、すぐに枝(葉のように見える部分)を伸ばし始める。上は10分ごとにシャッターを切って撮影した、9枚の写真から作ったアニメーション
完全に乾燥した状態。この状態で長期間休眠し、生き延びることができる
完全に復活したフッカツソウ。日本にも自生するイワヒバと同じ属の植物で、全体の姿・乾燥すると丸まって休眠する性質など、よく似ている
鋭意制作中

テマリカタヒバ(手鞠片檜葉手毬片檜葉 フッカツソウ(復活草) エリコノバラ(エリコの薔薇) ジェリコノバラ(ジェリコの薔薇) *本当のエリコノバラはアンザンジュ
イワヒバやコンテリクラマゴケイヌカタヒバアンダーウォーターファイアーツリーなどと同じ属の植物

学 名 
Selaginella lepidophylla (Hook. et Grev.) Spring
分 類 イワヒバ科イワヒバ属
原 産 北アメリカ〜中央アメリカ
タイプ 多年草(シダ植物)
栽 培 2年間栽培した限りでは、イワヒバと同じ育て方で問題ないようだ。つまり赤玉土・鹿沼土・桐生砂などの混合土に植え、少しだけ遮光した日当たりのよい場所に置く。春〜秋には植物体全体に掛かるように水を与え、冬は乾燥させて休眠させる。ほかのイワヒバ属の植物同様、6月前後に挿し木で殖やすことができそうだ(切り取った枝を用土の上に置き、根元を埋める)
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