草木図譜 ヤマフジ


ヤマフジの園芸品種、おそらく‘シロカピタン(白カピタン)’。「カピタン」はポルトガル語のcapitão(船長・隊長などの意味)とは関係なく、「花美短(かびたん)」から転じたものだという。別名‘シロダルマフジ(白達磨藤)’。ピンク花の‘アケボノカピタン(曙カピタン)’もある。‘ムラサキカピタン(紫カピタン)’は花色が濃い園芸品種のようだ。花には非常に強い香りがある
Wisteria brachybotrys ‘Alba’

ヤマフジとフジ(Wisteria floribunda)の区別点は以下の通り
●ヤマフジの花穂はフジの花穂と比べて短い
●ヤマフジの場合、花穂の付け根付近の花と先端近くの花の開花時期にあまり差がない(フジは根元からゆっくり咲き進んでいく)
●ヤマフジとフジでは蔓の巻き方が逆で、ヤマフジは右巻き(上から見て逆時計回り)でフジは左巻き(右巻き・左巻きについてはネジバナのページを参照)
鋭意制作中

ヤマフジ(山藤)
学 名
 Wisteria brachybotrys Sieb. et Zucc
分 類 マメ科フジ属
原 産 日本(関東地方南部以西の本州・四国・九州)
タイプ 落葉樹(蔓性)
栽 培 水はけ・水もちのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培する。植え替え・植え付けは落葉期(真冬を避ける)。6〜7月の剪定は伸びすぎた長い蔓を切り詰める程度とし、落葉後の冬に花芽を残して本格的に剪定する。挿し木(春と秋)、取り木(春)、接ぎ木で殖やす。鉢植えで花付きが悪い場合、梅雨明けから9月はじめくらいまで受け皿に水を貯めて栽培すると、開花させやすい
home