ツバキ(椿) ヤブツバキ(藪椿) ヤマツバキ(山椿)
*参照→ユキツバキ(ユキツバキ系の園芸品種を含む) →ワビスケ →ツバキ属の交配種 →サザンカ →カンツバキ →ハルサザンカ ツバキ属の植物の相違点
学 名 Camellia japonica L.
分 類 ツバキ科ツバキ属
原 産 朝鮮半島、日本(関東地方以南全域、関東地方以北の沿岸部に分布。北限は青森県・夏泊半島) *屋久島に品種(forma)のリンゴツバキ(Camellia japonica f. macrocarpa)、沖縄諸島から台湾にかけて、変種のホウザンツバキ(Camellia japonica var. hozanensis)が分布。
タイプ 常緑樹
栽 培 水はけのよい土に植え、日当たり〜半日陰で栽培する。日当りの場合は葉焼けを防ぎ、葉を美しく保つためにやや遮光することもある。剪定は開花後、3〜4月(大きく切り詰める場合は2月〜3月上旬が最適)。6月ごろに花芽ができるので、それ以降の剪定は樹形を整える程度にとどめる。植え替えは梅雨時が最適で失敗が少ないが、3〜4月、9〜10月(寒冷地では8〜9月)も可能。鉢植えの用土は、赤玉土・鹿沼土・日向土・桐生砂のうちの数種を混ぜたものを用いる(アルカリ性の土壌を嫌う)。6〜8月に挿し木で殖やす(全体をポリ袋などで覆う「密閉挿し」なら、冬季でも可能。この場合、6月ごろに少しずつ外気に慣らしながらポリ袋を取り除く)。3〜8月の取り木も可 |